2012年仏婦研修懇親旅行

2012年10月15日(月)法真寺仏教婦人会の研修と懇親を兼ねて一日旅行に行きました。7:30集合17:40解散。旅程はすべてバスで、行き先は阿波十郎兵衛屋敷と塩屋別院。参加費1万円。参加者18名。

阿波十郎兵衛屋敷は、毎日人形浄瑠璃の公演があります。平日は普段はCDに合わせて人形を操るとのことですが、今日は外国からのツアー客があり、その要望で特別に太夫三味線がついて迫力のある公演が楽しめました。11ある座の中で、今日は1848年に結成された寄井座が演じてくださいました。使われた人形の頭は100年前のものとのことです。

塩屋別院では、以前備後教区の教務所長をされていた方が輪番を務められていて、今日は久しぶりにお会いできるかと思っていましたが、今年度から塩屋別院と高知別院の輪番は兼務となり、高知別院の法要に出られていてお留守でした。第一次世界大戦の俘虜収容所として使われていて、日本で始めて第九が演奏されたということです。200年前に建てられた本堂・山門はとても立派なもので、天女の天井絵も見事でした。山門に刻まれた彫刻は、右が三顧の礼、左が黄石公と張良、どちらも「礼」について語られた中国の故事が題材です。山門をくぐる時には驕りを捨てて素直に頭を下げよとの意味でしょうか。

2012/10/15 掲載